美容外科
診療案内
にきび跡の治療
にきび跡は赤や茶色などの色による跡と瘢痕をつくりへこんでしまった陥凹性のあとの2つがあります。色に比べて陥凹は皮ふの深いところへのダメージを伴っているため、短時間・少ない回数では治療効果が出ないのが現状です。
1.ケミカルピーリング
薬を塗布することで皮膚角質層を落とし再生を促す方法で、これによりニキビ跡の色のついた皮膚や凹凸を徐々に改善していきます。
レチノールピールやマッサージピールを行います。方法によりわずかの皮剝け、ひりひり感がでます。月1回程度で複数回の治療が必要です。
2.ハイドラフェイシャル
3.Vビーム.
4.パール&パールフラクショナル
最近の主流として、凹凸のあるにきびあとにはフラクショナルレーザーを用いるのが一般的になっています。フラクショナルレーザーとは病変部を「断片的に」治療することでよい効果を少ないダウンタイムで得ようをする機器です。フラクショナルレーザーは炭酸ガスレーザーを主に各種のものが世に出ていますが、当院ではキュテラ社の「パール」&「パールフラクショナル」を導入いたしました。この器械は皮ふの蒸散(飛ばす)作用と凝固(固める)作用のバランスに優れています。「パール」は広く面状に皮ふを削る(リサーフェーシング)治療をし、「パールフラクショナル」は200μm径の小孔をあけることで病変部を減量したり目だたなくする作用を有します。 1週間前後の赤み→痂皮形成といったダウンタイムが必要で、皮ふの状態によりますが1~2ヶ月のインターバルで数回の治療が必要です。